山形大学

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今月の話題(11月)

 早いもので,私が本学に奉職してから四半世紀が経ってしまった。私が奉職した 1979 年と言えば,インターネットもノートパソコンも携帯電話もカラオケもまだなかった時代であり,音楽媒体としての CD がようやく製品化され, 輪島や北の湖が現役の横綱で,初の国公立大の共通一次試験が行われた年であった。

 共通一次試験制度は,長年2期校に甘んじていた本学にはある意味待望の新制度であったが,蓋を開けてみれば全国の国公立大の序列が無情にも明確化され,あまりに低い本学のランク付けに教職員一同唖然としたのを未だに鮮明に記憶している。

 私が所属する学科を顧みれば,その後,短期大学部のBコースへの改組,電気・電子工学科に情報工学科の新設と,電子情報工学科への改組,博士課程の新設,さらには電気電子工学科・情報科学科・応用生命システム工学科への改組と,何とも目まぐるしい変遷を遂げたものである。

 前代未聞の5年に亘る入試過誤で全国的な騒ぎとなり,お詫びの訪問,過誤学生への対処など,普通に大学教員をやってるだけでは経験できないことまで経験させて頂いた。また,国立大学が独法化され,公務員でなくなるということなども,奉職当時は夢にも思わない事態であった。
 
 また,この期間中,自分の誕生日 7 月 20 日が思いがけず海の日という祝日になり,存命中に自分の誕生日が祝日になるという稀な事態を喜んでいたのも束の間,間もなくこの祝日は移動式となってしまったが,存命中に自分の誕生日が祝日となり,その後再び祝日でなくなるという更に稀な事態を経験させて頂いたと思うことにしている。

 現在,学生への連絡には携帯のメールなどを活用し,講義や研究発表にはノートパソコンを使ったプレゼンテーションがごく当たり前の風景となっている。工学の発展は,現在のコンピュータ関連技術にその典型を見ることができる。もはや十年一昔などという言葉は死語となってしまい,5 年前の文献さえ活用できることは稀である。何とも凄まじい時代に入ってしまったものだという感慨を禁じ得ない。


金子 勉(かねこ つとむ)
応用生命システム工学科 准教授 金子 勉

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